USJ再開へ向け準備、キャラクターとも2m離れて「エアタッチ」
新型コロナウイルスの感染拡大防止で臨時休業していたユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)は8日から営業を段階的に再開する予定です。4日、キャラクターとのハイタッチの取りやめなど、再開に向けた感染防止策の説明会を報道陣向けに開きました。
入場時には検温を実施するほか、隣の人との間隔を空けてもらうよう誘導します。ジェットコースターなどの乗り物は原則として一列置き、レストランでは横並びの席を案内します。感染者の利用が分かった場合に注意喚起ができる「大阪コロナ追跡システム」にメールアドレスを登録してもらうこともお願いします。
「セサミストリート」などのキャラクターが園内各地で客を出迎えることで人気の「キャラクターグリーティング」は、近くでの写真撮影やハイタッチを禁止に。キャラクターの周囲に約2メートルの制限区域を設け、その外から写真を撮ったり、手を合わせるまねをする「エアハイタッチ」をしてもらったりします。衛生管理の担当者は「ウイルスとの共存を前提に、ゲストと新しい楽しみ方を模索していきたい」と語りました。
入場は14日までは年間パスを持ち、先着順の事前予約をした大阪府民のみです。2歳以上の客には原則としてマスクの着用を求めます。15~18日は前売りチケットを購入した大阪府民、19日からは関西2府4県の在住者や全国の年間パスポートを持つ人も対象に加えます。
「エアタッチ」は良い感染防止措置ですが、子どもにとってせっかく夢のUSJに来たら、ふわふわなキャラクターと接触出来ないことはかわいそうですね…